ゆきちゃんコレクションが引き起こした事件
2011年 01月 17日
それは飼い猫ゆきちゃんが名ハンターだという話から始まった。
ゆきちゃんはいろいろな生き物を捕まえてくるが、もて遊ぶだけで食べない。
鷹匠さんはそれを冷凍保存している。東京からの客人にそれを見せてあげようと、とりあえず
冷凍庫からアオゲラを持ち出し、「これ、なんだかわかりますか?」と客人の前に置いた瞬間
どかっ!と大きな音がして、こたつの上にクマタカが降って来ました。右足にしっかりアオゲラ
ひっつかんでます。一瞬なにが起こったかわからず、しーんと静まるお茶の間。
本能的にアオゲラ襲撃したものの、人間たちの囲む中に降りてしまって、きょろきょろする
クマタカに次の瞬間全員大爆笑。
「鷹いるの忘れてたー!」・・・。「ってか、鷹がこたつに降ってくる家ってなによー?」
あまりにおもしろい光景ではありましたが、仕事で遅く帰宅された奥様がまだ食事中であったし、
鷹は鷹匠さんに捕まえられ、鷹小屋に戻されました。訓練中はなかなか腹いっぱい食べさせて
もらえないから、我々が楽しそうにいろいろ食べながら団欒しているのが悔しかったかも?
捕まえようとする鷹匠さんにちょっと抵抗しています。
(訓練した鷹といっても、餌をとりあげるときは細心の注意が必要で、大怪我と紙一重です。)
襲撃する鷹がいなくなったので、さらにゆきちゃんの獲物を披露する鷹匠さんであった。
左からモモンガ、スズメ、シジュウカラ、シロハラ、アオゲラ。アオゲラはつつかれてボロボロ(笑)
(注) 生き物好きにとって、状態のよい死体を拾って冷凍しておくのは、割と普通の行動です。
我が家の冷凍庫にはありませんけどね。なんですか?疑惑の視線を感じますが・・・
確かに過去には入っていたことがありますが、現在はまっとうです。
私は写真撮影に行く道中にタヌキとかの屍体を見つけると、拾って行きたくなるのですが!(◎_◎;)
乗ってるのが軽トラなら間違いなく拾うでしょうが、今のところは踏み留まっています。
ると家族の逆鱗に触れるので止めましょう。
ゴミ袋と新聞紙と使い捨てのゴム手袋(100均で介護コーナーなんか
にある)があれば、拾えますよ。
おいらは「見つけたら着払いクール便で送ってほしい」という研究者の
依頼でタヌキ、アナグマ、テンを拾って宅配便で送りました。
受付のお姉さんの笑顔を見ると「まさかその中身がタヌキの死体とは
思わないだろうなぁ、知ったら落っことすかなぁ」とすこーし心が痛み
ましたが(笑)
「毛皮って書いてありますけど,クールでいいのですか?
と真剣に聞かれたことがあります.
生です,なま...塩漬け♪
…とはいえませんでした.