避暑

金曜の朝、いつもは人より遅く出発するのに、暑さ逃れに早朝5時から歩き始めたの
で、8時前に既に月山頂上にいたおいら。そこに相棒から「明日泊まりに行く。
酒田の花火を眺めるのがねらい。行かない?」とメールが。
宿泊地は頂上小屋。明日?今そこにいるんだけど・・・これから弥陀ヶ原往復するんだ
けど、明日また山頂?しかし気持ちは常に月山になるべく長くいたいし、頂上小屋には
年に一度は必ず泊まりたいし・・・
しっかり一本釣りされて、また登ってしまったおいらであった。

土曜は、泊まりだから涼しくなるころ登ろうとわざと遅く家を出て、博物園に寄り道。
月山から湯殿山に下るつもりが間違えて博物園に下ってしまったカナダ人女性を月山口
のバス停に送ってあげたりし、3時過ぎに姥沢に着いたらひどい雷雨に。
最初はたいしたことないと思ったが、バケツひっくり返したような雨で車内停滞。
回り道しなければ、ちょうどリフトに乗ってるあたりで土砂降りにあったかもしれない。
歩き出す前に雷雨になったので、4時少し前まで待って小ぶりになってから出発できた。
久しぶりの英会話も新鮮だったし、よいめぐり合わせでした。
最終リフトに乗り、姥の分岐で既に雨が上がり、上下着ていた雨具を脱ぐことができた。
誰もいない静かな登山道をご機嫌で歩き出すが、暑い。ブヨにもやられたが、天気は
どんどんよくなり、何度もきれいだー!と感嘆しながら山頂目指した。
着いたらまず夕食。
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夕食うまそうでしょう?
うまいんです、これが(笑)初物のトビタケもおいしかった!かなりのボリュームです
が、おいしいからがんばって完食し、苦しくてよろよろになる。
お腹が苦しいけれど、天気がよいので外へ。今回はやはり相棒に一本釣りされたイシさ
んもいっしょである。
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雲海ー!夕方になってもさっぱり涼しくなくて、どうしたことかと思ったが、さすがに
太陽が沈むと肌寒くなった。そう、寒いくらいの空気を求めていたのだよ。
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ああ、美しい。撮影はできないが、肉眼ではうっすらと鳥海山も見えていた。薄着に
雨具だけはおって見ていたが、肌寒いことは肌寒いが、痛いような寒さがない。
月山では普通夏でも夕日や朝日を見るにはかなりがっつり着込まないと寒くていられ
ないのに、寒くなくてびっくり。とはいえ下界に比べたら極楽、極楽。
花火の時間まで時間があるので、一度小屋に戻って一休みしてから、また外へ。
しかし低い雲があるからか町灯りが全然見えず、花火も見えなかった。時々かすかに
花火の音だけ聞こえた。後半は花火をあきらめ、満点の星空を眺めた。流れ星を見つけ、
幸せ気分がいっそう増す。いやー、続けざまになってしまったけれど、来てよかった。
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日曜朝、4時に起きたが濃霧で日の出は見られないので、二度寝。そして豪華な朝食。
昨夜苦しかったので、ご飯を減らしてもらったけれど、おかずがありすぎてまたもや
お腹が苦しくてよろよろに。
でも、本日の目的は避暑であり、大雪城でまったり三昧して小屋に戻ってなめこ蕎麦
を食べ、最終リフトまで山で涼もうという魂胆の三人なので、登山客が出払った後に
出発。
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避暑地に到着。写真に写っていませんが、金曜小屋に泊まった方のシュプールがきれ
いに残っておりました。東万年雪は今ならけっこう滑りがいのあるサイズです。
見ての通りのスプーンカットですけどね。
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雪渓際の岩でしばし、ぼーっと涼んでから仕事開始。
久しぶりに二馬鹿力(にばかりき)での雪だるま。雪渓が固いので雪の切り崩しに
時間がかかりますが、がんばって大きめのうさに。イシさんは一心不乱のおいらたち
を邪魔しちゃいけないと思ったのか遠巻きに観察?
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いつも大福を隠し持っているイシさんから、やっぱり出てきた大福でおやつを食べ、
その後思い思いに過ごす。おいらは行人小屋に行くときによく休憩する大岩に行って
よじ登り、しばしまったり。しかし、自分が登っていると写真が撮れない。
モデルが必要なので、大雪城に戻ってモデル招致。
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人が入ったほうが岩の大きさが出てよいのじゃ。
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8月の土日とあって、昼前後の山頂は大賑わいだが、ここにはほとんど誰も来ない。
最後まで雪渓の残るこのエリアは、9月、10月になっても春の花が見られる秘密の
花園。
昼に山頂に登り返し、おいしいなめこ蕎麦(プラス朝食に食べ切れなかった温泉卵)
でまたまた満腹度130%のよろよろに。
しかし、なにしろ今日は「急がない。ぎりぎりまで山にいる。」が目標であるので、
早く歩きすぎないように注意しながら、休憩もたっぷりとって最終リフトにちょうど
になるようにゆっくり歩いた。
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斜光にきらきらと輝く雪渓を名残惜しく眺め、いろんなことを話しながら、たまに
イシさんのオヤジギャグに二人して振り返って冷たい視線をあびせたりしながら(笑)
至福の一日が過ぎた。
Commented by みいら at 2010-08-09 17:15 x
>急がない。ぎりぎりまで山にいる。早く歩きすぎないように注意しながら、休憩もたっぷりとってゆっくり歩いた

何と羨ましひ。ここのところ対極的な痛い山登りばっかりです・・・。
Commented by akanezumi1984 at 2010-08-11 20:48
みいらさんは忙しいですからね。
おいらの場合、単に出かけるのが遅くて下山が小走りになりがちですが、今回は泊まりだったので贅沢にのんびり過ごせました。
by akanezumi1984 | 2010-08-08 22:58 | おらいの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984