6/18遭遇した生き物(両生類多いから苦手な人注意)

6月は例年花が気になって毎週月山の稜線へ。中旬、下旬は毎年観察しているクロサン
ショウウオやタゴガエルの産卵状況も気になり、装束場コースが見逃せない。
今回は姥沢に車で送ってもらえたので、装束場コースは下りに利用。
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最初に少しかわいい写真も入れときましょう。山頂手前でウソ軍団。バラ色ほっぺが
オスです。
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山頂のみそっちょさん。
この後はしばらく両生類攻撃になります。苦手な人はごめんなさい。

まずは両生類第一ポイントは、装束場の小屋前の小さな小さな池。先週は完全に雪に埋
まっていたが、半分池が出ていた。しかし、どっぷり半分雪ですが?
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さすが寒冷地仕様。こんな状態でもしっかり産卵していました。よく見ると成体が数匹。
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水の反射でわかりにくいですが、クロサンがどどんとアップで写っています。クロサン
ショウウオといってもイモリみたいな真っ黒ではなく、薄い透明感のあるグレーだった
り、薄茶や紫がかった感じだったり。なんとなくおいらは「水ようかん」みたいな質感
だなと感じます。産卵の最中だともっとよく観察できるのですが、待機中のようでけっ
こう警戒心が強く、すぐに隠れてしまう。この低温でもすばやいもんです。雪の下の
くぼみにさっと隠れます。
しばらく見ていても産卵しそうにないので、タゴガエル、タゴガエルーと移動。しかし、
いくらも進まぬうちにグックッという声と、ぼっちゃんばっちゃんと水音が・・・
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うりゃっ、とおりゃっ!と掛け声かけたくなるような感じで、ヒキガエルが他のやつの
背中に飛び乗り、ひっくり返り、団子になって大騒ぎなのでした。からまったよくわか
らん物体になり、いったい何匹固まっているのか?と、ずっと見ていると水面下にいた
個体が息がもたなくなって分解し始め、6匹の団子だったと判明。
せっかくだから動画も撮ってみようかと思ったが、新しいカメラに動画のマークがいく
ら探しても見つからず、一番激しく動いていたときのは撮りそびれた。小さいカメラの
方で後から撮ってみたものの、ちょっと沈静化したとこしか撮れず、ズームもきかない
から小さくしか撮れなくて残念。
(帰宅してから説明書見たら、よくあるビデオカメラのマークではなく、単なる〇印
が動画のスイッチなのだった。一目でわかるマークにすればよいのに)
ここでヒキガエルの集団を見たのは初めて。これまではたまたまタイミングがあわなか
っただけで、毎年この時期に産卵に集まっていたのだろうか・・・
もう少し下ると、毎年この時期に楽しみにしているタゴガエルの集結ポイントがある。
今年は雪が多めに残っているので、まだいないかも?と思ったが、近くまで行くと、
くっくっくっと声が。ふふふふふっ、もう集まっているようである。
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雪にぽっかりと穴が開いていて、伏流水のある岩の隙間にタゴガエルが集結し始めて
いた。まだ産卵本番にはなっていないようで、ほとんどは岩の隙間に隠れていて姿が
見えるのはごくごく一部。くっくっくという声のほかに、たまに高めのくわーという
かわいい声も聞こえる。
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初めは上半身雪にもぐって隠れているのかと思ったら、下半身だけちぎれた死体だっ
た。メスだったのだろう、大きな卵が数粒あるのが哀れなり。
ほかには同様に下半身だけ雪の上に残されており、いったい何に捕食されたのか?
一番おいしいところではないのか??
以前、サンショウウオやモリアオガエルが産卵する博物園の池の端にサンショウウオ
の尻尾だけが並んでいたことがあったが、あれはたぶんアカショウビンの仕業と思わ
れるが、こんな上までアカショウビン襲撃に来るのかな?
雪の上にしゃがみこんで観察していたら、4時になってしまった。
あとはまじめに下山しよ・・・

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そうそう、この日は山の神にも会えました。山頂で胎内岩方面(そこまでは行かなか
ったが)をぷらぷらしていたら、すーっと大きな影が超低空でよぎり、双眼鏡に入れ
たらはみだしそうな近さ。しかし、ほんの一瞬のできごと。低空飛行なのであっとい
う間に見えなくなり、呆然。こんなに近くで見たのは久しぶりだ。息するの忘れてた。
去った方向は直接道がないので、少し回りこんで探してみたが、見つからず。
簡単な昼食済ませて下山し始め、牛首でさっきの山の神いないかなーと探したら、
稜線に不自然なでっぱり発見。いたー!でも遠い。いや、望遠鏡があれば十分な近さ
なんですが、ちびツァイスしかないものだから。とりあえず証拠写真だけ撮ってと。
山頂は虫がいなくてよいけれど、牛首の夏道はじっとしているとブヨの猛攻撃にあう
ので、しばらく見ていて微動だにしないので、歩き始めた。
と・・・またすぐ横を目線の高さですーっと神様がっ!
うわわわわわ、さっきよりさらに近い。双眼鏡なしでばっちり表情まで見えた。しかし
ほんの一瞬。あっという間に品倉を越えていったようで、探しても見つからず。
ひょっとして遊ばれたかもしれない。猛禽はたまに、遠くからわざわざひょーと寄って
きて上からじろじろ見てから、すーっといなくなることがある。
思いがけず、ほんの一瞬とはいえ近くで見られて嬉しい一日だった。

あまりよく撮れてはいないけれど、カエル好きな人はヒキガエルとタゴガエルの動画
あります。↓
http://www.youtube.com/user/akanezumi1984#p/a/u/0/6ns8xNcK-0g
by akanezumi1984 | 2010-06-19 11:28 | 生き物 | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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