ヤブサメ日和
2010年 06月 08日
かえって体がだるくなるのが経験上わかっている。とはいえ、具合が悪いと気力も萎える
ので、脱出は難しいのだが、なんとか午前中のうちに外出成功。
近くの低山に行ってみた。
ヨモギがいっぱいあると、ついついツノゼミを探してしまうが・・・そうそういるわけな
いよなぁ、と思ったら、やっぱりいた(笑)やはりモジツノゼミか。ダニついてるよ。
ネット記事でニッコウキスゲが見ごろというのを見て、出かけてみたのだが、おらいの山
でずっと見事な群落を見慣れているため、ふーん、という感じで目線はどちらかというと
クモに(笑)
おおっ、マミジロハエトリ発見!鳥のマミジロと同じような顔だっ。
最近ハエトリグモがお気に入りで、何度もハエトリグモのサイトを見ていたため、初めて
見る種類も一瞬にしてわかってしまった。(ま、わかりやすい種類だからですが)
すっかりハエトリまなぐ(眼)になっているので、葉っぱの上や参道の上にいるちびすけ
の動きに反応してしまう。
車道で寸断される参道、なぜか延々流れる演歌に辟易しそうになるところを救ってくれる
救世主が小さなハエトリグモとツノゼミたちだった。
そして、さらに救世主が出現!「シシシシシシシシシシシ、チャツチャッチャ」と至近距離
でヤブサメの声が。この近さなら見えるかも、と声のするほうに眼をこらすと、走ってるん
だか飛んでるんだか地面すれすれを猛スピードで動く二羽の小鳥。縄張り争いか?
その後残った一羽が地面で餌を採りはじめ、近くで観察できた。距離は3mから10m。
ちびツァイスでも十分ばっちりの距離である。ヤブサメはなかなか見づらい鳥なのだが、
ここは林床がすかすかしていたので、動きを追ってみることができた。ちっぽけで地面と
同じ色をしているし、たいていは藪の中にいるためか、本人たちは「見えてない」と思っ
ているのか、けっこうすぐ近くまで来て餌を探したり囀ったりする。
何度かファインダーには入れたが、動きが早くてピントが合う前にいなくなるので写真は
ありません。地味だけど顔立ちくっきりで、つんつくりんの尾がかわいいヤブサメは大好き
な鳥なので、頭痛でも出てきてよかった!とここでかなりご満悦に。
その後も参道にアオオビハエトリがいてしゃがみこんで見たりして、なかなか進まず、低山
なのにけっこう時間がかかりました。
こんなふわふわさんもいました。全身真っ白。後で調べるために全身撮ろうとしたけれど、
逃げられた。仮称シラユキガ(笑)
ヤマボウシが一輪だけ咲いていました。
カワラヒワさん。逃げずに撮られてくれてありがとう。
この花はなんだろう?これから調べます。・・・んー、でもわがらねっけ。カエデかと
思ったけれどちがったかな。