一部の人にしかわからない話
2010年 05月 06日
もののけの森のようでありましょ?
おいらは予算と根気の都合上、たいてい一泊か二泊しかしないけれど、
飛島には学生時代から春は一昨年まで毎年行っていた。秋は行ったり
行かなかったり。
春はGW,秋は体育の日のあたりというのは、連休だからというだけで
なく、ものの見事に鳥の渡りシーズンと重なる為、飛島に限らず日本
海側の島は「鳥や」にとってホットスポットなのである。
この時期にそういうところに行くと、首に双眼鏡をぶらさげ、バズー
カ砲みたいな望遠レンズか望遠鏡つきの三脚を担いだ人がやたらうろ
うろしているのである。
そして、畑をじっと見つめたり、空を見上げたり、カメラ構えて中腰
でじりじり動いていたりするのである。
そして、顔見知り同士がばったり会うと、一般の人にはわけのわから
ない会話が交わされる。
「なんかいました?」
「二番にヤッチャンいたというけど、カラアカハラしか見てませんねー」
「天気いいから抜けたかな。ヘリポでマミタとコマミタとヒメコウと
聞いたけど、コマミタはいなかったですね。マミキビはずっと同じと
こうろちょろしてますね。」
てな感じである。
ヘリポはヘリポート。その他のカタカナは鳥の名前の略称。別にわから
なくても全くなんの支障もないので、気にしなくてよろしいのである。
とりあえず双眼鏡下げた人がアカヒレとかシマアジとか言ってる時は、
魚でなくて鳥のことです(笑)
ちなみに今回一種だけ初めて見た鳥さんがいた。あまり古い図鑑だと
載っていないクロジョウビタキ。ほんとに黒かった(笑)
謎のネズミはドブネズミかなぁ。図鑑見たら赤毛の写真あったし。