思いがけず・・・モモちゃん

晴れの予報に出動。まだ咳が出るけれど、山に行った方が免疫力アップしますから(笑)
車止めで準備していると、博物園のYさん、Kさん、Sちゃんもやってきた。途中まで一緒
に行って、先週のお殿様が見たムササビだかモモンガの巣穴を確認してくれとのこと。
それは願ってもないこと。おいらも気になっていたのだ。
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これだよ、と言われた穴は、なるほど、ほどよいサイズ。今は簡単に届くが
雪がなくなれば人間には届かない高さのはず。
穴の周り、その下のでっぱりなどにフンや毛がないかチェックしたが、ない。
先週、お殿様が「なにかいないものかな?」と軽い気持ちで枝を差し込んだら、
「ふにゃっ」と声がしてムササビ(と、殿は思った)が穴から顔を出したが、すぐ
にひっこんだとのことだった。殿はその一瞬の出会いに満足し、帰った。
翌日、それを聞いていた数人のトレッキング隊も穴に枝をつっこんだところ、
モモンガが顔を出したらしい。
既に二度もいたずらされていては、住人はもう別の穴に引っ越しているのでは?
あまり期待せずに、おいらも小枝で軽く中を探ってみた。巣材が詰まっているよう
で、ふわふわ柔らかい感触だが、なんの反応もなし。
やっぱりいなくなったか、と思ったが、巣材や巣の広さなど気になるので、ライト
で見たり、さらに奥まで探ってみたり。それでも反応がないので、完全に不在と
信じて、巣材をほんの少し引っ張り出してみようと思い、小枝で手前に引き寄せる
ようにしたら・・・
突然モモンガが穴から飛び出したっ!
「うっそ、いたのー?ごめーん!」と口をついたのはまず、謝罪の言葉。ほんとに
すまん。ものすごーく意地悪したことになってしまった。
たたたっと木をかけあがる灰色の生き物に、「モモンガでいいんだが?」とYさん。
「モモンガ、間違いなくモモンガ。」と答えながらカメラを出すが、なかなかファイ
ンダーに入りません。そして、ひらりっと隣の木に飛びました。
上の方のヤドリギの茂みで少し落ち着いたモモちゃん。しばらくそこでじっとして
いたので、やっと撮れました。
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結局この一枚しか撮れませんでした。(おいらが探っている間、カメラ出して
スタンバイしていたYさんは木をかけあがる全身像撮れたようです。)
さすがに二度驚かされても引っ越さなかったモモちゃん、なにかもぐもぐと
食べたりして、人間どもが飽きていなくなるのを待っている。大物か?
しばらく双眼鏡で観察していたが、巣穴をほじくっていたSちゃんに「これ、なー
にー?」と聞かれて近づくと、モモちゃんのフンでした。
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米粒くらいのきれいなフンです。
Yさんが木の周りをうろうろすると、モモちゃんは落ち着きなくなり、すばやく木を
上下動して木の裂け目に入ったので、もう退散したほうがよかろうと言ったのだ
が、戻りがてらYさんが木に近づきすぎ、モモンガは裂け目から出て、小さな沢
を超えた対岸に飛んでいってしまった。木に着地するとともに逆さに走って根
あきの穴に消えた。
モモンガには本当にいい迷惑で、申し訳ないとは思うが、ほんの短い距離だが
ぴろろーっと飛ぶところが二回、ちょこまか木を移動したり、ヤドリギの茂みで
じっとしている顔面ほとんどお目目のかわいいモモンガを見られたことは、大き
な幸せでした。
モモよ、度重なる無礼を許してくれたまえ。おかげで四人の人間がものすごく
いい顔になれたよ。
「今日は動物づいているかもね」と何気なくつぶやいたら、その後ノウサギも
見られた。これはいよいよついている?
リスの足跡を見て、Yさんが「次はリスだな」と言うと、ほんとにリスが出た(笑)
足跡はしょっちゅう見るが、なかなかリスは見られないのだが・・・
すばしっこいリスはやたら激しく動き回り、駆け上がり、駆け下り、枝から枝に
ジャンプし、隣の木に移り、ずいぶん長いこと見ていたけれど、めまぐるしくて
写真など撮れず。
他の3人はお弁当をPPに置いてきたため、ここで別れ、おいらだけ先へ。
カモシカに会えることを期待して上に登ったが、今日の動物運はここまで
だったか、その後はウサギにもカモシカにも会えず。
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ずんずん登って金山平に出ると、キャットの跡が茶色ー!ひどい黄砂が降っ
たが、直後に白い新雪が降ったため、表面は白いが、すぐ下に三温糖の層
がある。また、風の強いところは新雪が吹っ飛ばされて茶色の層が出てまだら。
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姥沢までの道路は既に除雪完了。大駐車場もほとんど終わっていました。
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今日のちびうさ。作ったのは一匹ですが、ちょっと位置をずらして撮影。
帰りはつたやアネックスの裏から、たまに尻滑りしながら下山。丸森山を
まわって周海沼へ。周海沼への下りもいい尻滑りコースだ。
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尻滑りも何本か楽しみ、大満足(治ったかなと思った股関節痛が少し出たの
が悔しいが)で博物園着。道路を歩きたくないので、雪のあるところをつなげて
志津まで。
いやー、モモンガに会えたし、ウサギとリスも見たし、ついてたなぁとほくそ
笑みながら装備をといていると、誰か来た気配・・・と同時に「あ、あかねずみ
さん」と聞き覚えのある声。ふりむくと、鷹匠さんだぁ!
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かっこいいー!まだ若いクマタカで顔が黒くありませんが、それでも十分
風格があります。
今日の生き物運はモモンガ、ウサギ、リスで終わったかと思いきや、クマ
タカのおまけもついて、ラッキーな一日!
Commented by nora at 2010-03-25 00:15 x
白クマだね(笑
袋の四つ足放したら写真に撮れないスピードで林の中に走っていきましたぁー。
喰われると思ったのでしょうね(笑
Commented by akanezumi1984 at 2010-03-25 01:03
noraさん、袋の四つ足ってなんだべー?
酒田への行き帰り、カラスの大群がわんわんといましたが、ミヤマでし
た。コクマルガラスも混じってないかな?と少し気になったものの、車
止めてまでは観察しなかったので、わからず。
コクマルガラスには暗色型、淡色型があって、クロマル、シロマルなん
て言ったりもします。と、白クマから思い出して書いてみました。
Commented by nora at 2010-03-25 05:57 x
あっちのBBSにはりこしています。
泥ついて汚く解りませんでした(笑
Commented by えすてぃ at 2010-03-25 08:59 x
モモンガに〆はクマタカとは。
密度濃い一日ですね。
至近のオオタカでも怖いくらいの迫力あったんでクマタカさんなら凄いだろうな〜
Commented by akanezumi1984 at 2010-03-25 11:19
noraさん、ほんと泥まみれのぼさぼさでなんだかわからない顔になっ
てましたね。でも実物見てるんでしたら、大きさわかりますよね?
サイズでイタチかテンかわかるのでは?
とりあえずハクビシンではなさそう。
Commented by akanezumi1984 at 2010-03-25 11:23
えすてぃさん、野生のクマタカではありませんが、野生のに1.5mで
会うなんてありえませんからね。
たまにイヌワシを連れていることもあるので、要注意です。
コンロン号だと、タヌキの尻皮つけていると狙われてしまいます(笑)
ちゃんと鷹匠さんが足紐握ってますが、もしゆるんでいたら、お尻に
あの強力な爪が・・・
Commented by morino at 2010-03-25 22:31 x
おー、モモンガ君可愛いー。
すぐに逃げないんですか?遭って見たいものです。
天気を見てまた湯殿へ行く予定ですが、モモンガ君も見られれば超ラッキーですね。
Commented by akanezumi1984 at 2010-03-25 22:55
morinoさん、穴からなかなか出なかっただけど、出たとたんにしゅるし
ゅるっと木を駆け上がり、ぴろろっと飛びましたよ。高いところで茂みに
潜んだのでちょっと安心したのか、そこでしばらくじっとしていただけで
す。その後またすばやく移動して、対岸に飛んでしまいました。
本来夜行性なので、目にふれることはないでしょう。
日中行動するリスでさえも、このエリアではなかなか見られません。
昨日姥沢まで行きましたが、白い新雪のもふもふと茶色のガリガリが
まだらになっていました。今日また少し積もりましたが、気温高めで
しけ雪。週末はどうなっているかな。直前の天気予報にご注意あれ。
おいらは近くにいることはいますが、土曜はイベントに参加。日曜は
モービルの立ち入り調査のバイトです。
Commented by morino at 2010-03-26 20:38 x
4月に入ったら行きますよー。
by akanezumi1984 | 2010-03-24 22:16 | 生き物 | Comments(9)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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