7年前の道東シリーズ・その3

北海道は安くて料理のおいしい民宿がたくさんあるので、普通は民宿泊なのだが、
アラスカからはるばる来た友人がいっしょだし、あるスペシャルな生き物が高確率
で見られるので、一泊だけ奮発して旅館に泊まった。
お高いだけの価値はあるのである。

なぜならば・・・
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その宿はペット可で、ロビーのソファには宿で飼っている大型犬がごーろ
ごろ。ぐっふっふ、楽しい・・・って、そんなことではなくて。
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こんなのが見られるからなのだっ!
二枚目の写真、なんと魚2匹同時にひっつかんでます。
このときは、とうちゃん、かあちゃん、若の三羽を確認できました。もう窓に
張り付きっぱなし。若、かあちゃん、とうちゃんと時間を置いて一羽ずつ。
一度いなくなってもいつ来るかと・・・ちょっと遠ざかっても見える位置にい
れば去りがたく、最後の一人になって(友人は温泉に中座)も延々見ており
ました。
もともとは餌付けするつもりはなかったのでしょうが、お客に出すための
ヤマメの生簀にシマフクロウが来てしまい、魚を毎晩何匹か食べられても、
宣伝効果のほうが大と見たか、どうぞどうぞと止まり木が置いてありました。
これはシマフクロウ専用の生簀ではないので、夕食前になると板さんが
お客さん用のヤマメをすくいに来ます。

民宿の倍のお値段ですが、こんなのが目前で、しかも屋内にいながら見ら
れるのですから、安いものです。
これだって野生の鳥なのですが、もちろん、もっと自然な状態でも見たい!
と、完全装備で極寒の中、現れそうな凍結していない川とかで粘ったりも
いたしましたが、そちらでは見られず。
ここのお宿は、小鳥用の餌台もあり、小川にカワガラスなどもいて、鳥好き
の友人は大喜びであった。
北海道と本州では見られる種類や亜種も違い、カケスは頭がオレンジの
ミヤマカケスという亜種になるのだが、友人は「こんなにきれいな鳥なのに
なんで名前がたったの3文字なのか!(英名Jay)」と言うのであった。
以前お世話になった某写真家さんを尋ねてエゾモモンガを見にも行ったが、
残念ながら狙った巣穴にその日はいなくて不発。
でも、タンチョウ、シマフクロウその他で十分満足な北海道ツアーだった。

しかし、しょっぱなの空港封鎖に始まり、最後も無事ではなく、おいらの帰りの
便は山形空港が荒天で降りられずに仙台空港に着陸。
おいらの車は山形空港にあるんですけどぉー。
Commented by えすてぃ at 2009-12-18 06:17 x
う~、ついにシマフクロウさま降臨。
私の中で何時か会いたい優先順位最上位。
剥製は見たことがあり、イヌワシの剥製と並んでましたが、体型から大きく感じますし。
本当に出会えたら、ガラス越しでも興奮で震えそうです。
Commented by akanezumi1984 at 2009-12-18 10:29
夏に二度、冬に一度野外での待ち伏せをしたことがありますが、声だ
けの確認で、姿が見られたのはここの旅館でだけでした。
ちょっとずるした感はありますが(笑)
生簀に飛び込んで、ばさりと生簀の前に降りて暴れる魚を飲み込むまで
の数秒が一番近く、300mmでこの大きさに撮れました。
ストロボ不使用。鷹匠さんの話だと、ワシタカはストロボを気にしないらし
いですが、フクロウは集光力の鋭い目ですし、ガラス越しの撮影でもあ
りますしね。生簀を照らす照明があるので、その近くにいる間は十分
明るいです。
夕食時も窓側に陣取り、いつ来るか、いつ来るかと気が気でなかったで
すねぇ。もちろん双眼鏡とカメラは常に準備。異常にそわそわした客(笑)
一般客は数分眺めると満足していなくなりましたが、おいらはシマフクロ
ウが見えている限り、ガラスにはりついておりました。
Commented by 夜行性の… at 2009-12-18 11:14 x
昨日はお世話になりました.ところで,この旅館に行った事あります.宿泊したことはありませんが,日帰り温泉でよく寄っていました.道東の某「○○牛温泉」ですよね.露天風呂も最高でした.
Commented by akanezumi1984 at 2009-12-18 11:38
夜行性の・・・無事に駐車場脱出できたようだね。
日帰りでよく寄ったというのは、オ〇〇ミの餌やりしていたころか?
宿はそれだよ。大型犬がロビーにいっぱいいるのも生き物好きには楽し
い宿だった。犬が怖い人は入れないけど(笑)
Commented by nora at 2009-12-18 21:57 x
ヤマメの横取り猟も良さそうですね。
言い方変えれば。
放し飼いみたいな物ですね(笑
Commented by akanezumi1984 at 2009-12-18 23:00
そのうち、生簀にお客さん用のヤマメを掬いに行った板さんを、後ろから
わっ!と驚かせたりして(笑)
んで、バケツからぼとぼとっと落としたヤマメをとるの。
Commented by きく at 2009-12-19 00:20 x
をををっ、コタンクルカムイ!
贅沢です。
こいつはお金払ってでも見たいです。
あ、まんまと旅館の策略にはまってます。笑。
シマフクロウにしてみれば便利で確実な餌場なんでしょうけど。
Commented by akanezumi1984 at 2009-12-19 00:34
きくさん、どうも。
生き物好きには、どっひゃー!な宿ですよね。
きっと板さんは傷ついたヤマメは料理に使わないでしょうけれど、生き物
好きのお客さんなら、「これはシマフクロウの爪が触ったヤマメか!」と
喜ぶと思うんですが。
らんらんとした金色の目が忘れられません。
by akanezumi1984 | 2009-12-18 01:29 | 昔の写真(ネガ)から | Comments(8)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


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