主目的はこっちでした
2009年 12月 13日
11年前、テレビに八ヶ岳のモモンガとヤマネの住み着く山小屋がちらと
紹介されているのを見て、これはぜひ生で見たい!と夏休みの計画は
「モモンガとヤマネに会いに行く!ついでに縦走」に決定。
夕食後、早々にヤマネたちが出没。山小屋の食堂の棚のあるところの
隅がかじられて穴があいていて、そこから出入り。お客さんが喜ぶばっ
かりなので、穴をふさぐどころか「モモンガ、ヤマネさんの出入り口」と
張り紙までされ、棚にはヒマワリの種がてんこ盛りのサービス。
ヤマネも見たいが、まだ見たことのなかったモモンガの方をより強く期待して
いたのだが、一行に来ない。小屋の人に聞いたら、最近は夜遊びに出かけ、
明け方帰還することが多いというので、とりあえず寝て、早起きしようと思っ
たが、壁板の向こうからかりかりごそごそ音がして、モモンガかもっ?と気に
なって眠れやしないっ。
あきらめて一人食堂に行き、室内の棚と窓の外の餌台の両方が見張れる
位置で柱に寄りかかり、徹夜で張り込み。
ヒメネズミがときどき来るだけで、やがてしらしら明るくなり、ウソまで来ては、
もうだめか?と泣きそうになったころ、どすこいっとモモちゃんようやく登場。
ちびすけのヤマネとヒメネズミを見慣れた後では、モモンガはやけに大きく
感じられ、そんな・・・かわいいモモちゃんのイメージがぁ~なのでした。
モモンガとヤマネが何十年も住み着いているのは、八ヶ岳夏沢峠のやまび
こ荘。
お向かいの小屋が発電機で明かり煌々、テレビつけて風情がないのに
比べ、小さくてランプの灯るかわいい山小屋でした。
山形を朝一の新幹線で出て、新宿からあずさで茅野まで。当時茅野にいた
学生時代の友人に普通車で行けるところまで送ってもらい、二時間半くらい
の登りでやまびこ荘に夕方着いて一泊(眠らなかったが)。
翌日赤岳登って赤岳鉱泉にもう一泊して、その日の夕方には山形帰着・・・
のようだった。(当時のノートから)
私が聞いたのはしらびそ小屋でしたが、
八ヶ岳はたくさん居るのでしょう。
しかし、完全に餌付いてペット状態ですね。
ま、こんなものです。
私は牛乳瓶のヤマネのほうが好きです。笑。
北海道の人が銀毛に限るといって騒ぐのは
やっぱり美味しいからですね。
まぁ、野生動物だって餌付けには弱いですよねー。活動時間のほとんど
が餌探しなのですから、楽に栄養価の高いものが食べられるなら、多少
危ない橋を渡っても・・・最初びくびくだったのが、なにも起こらないとどん
どん人馴れしちゃう。
牛乳瓶のヤマネは、おいらもお気に入りです。やまべ牛乳と書いてある
瓶なんですぜ(笑)
銀毛・・・鮭の話ですよね。やっぱり川に入る前のほうがきれいだし、脂も
のっているようです。
でも採卵だけして捨ててしまうより、工夫しておいしく食べてあげたいです
ね。