いつのまに
2009年 08月 01日
ものか?とブナ林の雪がなくなった頃から気にしていたが、・・・
最近になって一気に成虫が出現し、あちこちで目に付くようになった。
昨日は月山の山頂付近で顔にぶつかってきた個体があったので、活発に移動も
しているのであろう。
幼虫越冬して、暖かくなってから蛹になり、夏場に成虫になるのだろうか?
成虫もブナの葉を食外しまくり、昨日の姥沢からの帰りにはずいぶん森全体が
色変わりしていて驚いた。
この後、この成虫達が産卵し、そこからあの真っ黒い幼虫が大量に孵化して
うぞうぞと徘徊するようになるわけだ・・・うう。
毛虫もイモムシも別に嫌いではないが、あの大量さはおぞましいものだった。
地面を葉を、樹皮を埋め尽くすようにびっしりといる様子は異常だ。
そして風が吹くと糞が舞い、全身粉(糞)まみれになるし・・・
これからそんな状態が繰り返されるのだろうな。やれやれ。
ウエツキブナハムシ・・・昨年鳥海山で初めて見ました。
紅葉にしては汚いし、不思議だと思っておりました。
観察会でプロさんから実物を見せていただきショックを受けたのを
おもいだしました。
こちらではまだ、観察されてないようですが・・・・。
そうでなくても異常なお天気なのに
どうなるんでしょうね?
足・・・大丈夫ですか?
カシナガキクイムシと違い、葉を食い荒らすだけで木を枯らすことは
ないらしいのですが、異様な光景にみんな心を痛めています。
足は山を歩ける程度なので、大丈夫です。会社勤めのときと違い、
時間がとれるので少し労わろうと接骨院に行ってます。
不思議に怪我したり、手術したりするのは右半身に集中しているの
ですが、腰痛は左です。
昨日鳥海山へ。
車道を上がりはじめて真っ先に気が付いたのがブナ焼け(と勝手に呼んでいる)。去年からだった。
近寄ってみてもまだそれらしき虫の姿は無いのだが。
松枯れ楢枯れに続き「ブナよおまえもか・・・」
眼下に見下ろす山々全てが赤い、なんとおぞましい光景か。
ふと、大きなナイロン袋を広げて、「ブナ虫よ、ここに集まれ!」なんちゃって。笑 できたらいいよねえ。(馬鹿でござんす)
先日鳥海山に行ったとき、鉾立のトイレの窓とかにも大量にいたそ
うですよ。志津の旅館では、朝玄関掃除で大量の死骸にうんざりす
るとか・・・
秋になると真っ黒の幼虫が踏んづけずに歩けないくらになるかも。