7/28月山の花たち
2009年 07月 29日
左上からアオノツガザクラ、アカモノ、ミヤマリンドウ、ウメバチソウ
トウゲブキ、トモエシオガマ、コバイケイソウ、モミジカラマツ、ハクサンフ、
ウロ、マルバシモツケ
コバイケイソウの蕾は、ホワイトコーンみたい。まだショウジョウバカマや
オウレンやヒナザクラなんか咲いていますが、オヤマリンドウやウメバチ
ソウ、ミヤマアキノキリンソウなども咲いて、早くも夏の終わりを予感する。
イワショウブとヒメイワショウブ。ヒメイワショウブは小さくて目立たないし、
群落にならないけれど、なんだかほっとけない感じ(笑)
チングルマ。開く前の蕾の表情も、よく見るとおもしろい。
この日の主目的はチシマギキョウ。地面からいきなり大きな花をつけます。
この深い色がガスの中でも際立ちます。
まだ早いだろうと、期待せずに一応確認だけ・・・と探しに行ったら、もう
咲いていてびっくりのトウヤクリンドウ。昔はお盆近くに見ていた気がするが。
神社下の雪渓でちびうさ奉納。この日は、ある方の回復祈願をしました。
夕方から雨の予報に反し、日中降ったり止んだりだったのが、夕方近くに
なって晴れてきて・・・天気予報通りにはいきませぬ。特に山。
3月4月の午後遅い時間の光で見る姥方向が好きでしたが、この時期も
なかなか。
なんだか帰るのが惜しいくらいに天気回復。途中、雲のすき間から鮮やかな
夕焼が見えたのだけれど、車を止められそうな場所からは障害物でよく見えず、
撮影のタイミング逃しました。
さて、花はあらかた見たけれど、オゼコウホネがまだ残っている。往復縦走は
時間がかかるから、できれば一日雨が降らないときに行きたい。
しかし、ぐずついた天気がまだまだ続くようで、困ったもんだ。
蛇足・・・日曜のツアー登山のお客様にイワイチョウの説明をしていたら、「あら
お相撲さんの頭と同じ」と。それを言うならオオイチョウ(笑)
山の天気は行ってみないと分かりませんね。
雲海の上にポッカリ浮かんだ山頂を見た時は、「しまった、行けば良かった!」と思いましたよ。
ウメバチソウの蕾はお供えの饅頭のようでカワイイですね。
ヒメイワショウブは知りませんでした。イワショウブを見たら意識して探してみます。
来週こそ晴れて欲しいです。
リフトでざんざん降りになったときは、「しまった、来なければよかった」と思いましたけどね(笑)
ウメバチソウの蕾、おいらは真珠のように見えます。コバイケイソウはホワイトコーン、マルバシモツケは星型に見えてかわいいです。
ヒメイワショウブは、小さくて群れないので気づきにくいかもしれません。でもイワショウブとは全く花の雰囲気が違うので、わかりやすいですよ。
よく見かける黄色っぽいふさふさのスゲの名前、ご存知でしたら教えてください。
山頂付近は一度端境期の様相でしたが、またきれいになりました。
カンスゲかなと思っていましたが、検索するとどうもふさふさ感の違う写真ばかりで自信がなく、尋ねてみました。
オクノカンスゲ。ありがとうございます。葉の形状も今度気をつけて見てみます。