湧き水のように心が透き通る本
2009年 01月 22日
新年早々、この本の出版の知らせに心躍った。
以前、メール配信で読んでいたものに推敲に推敲を重ね、本にしていた
んだなぁ。早速注文して、昨日書店で受け取った。
少女のように華奢で、純粋で、それでいて強靭な彼女の姿そのままに、
美しくて透明感のある文章。なんだかもったいなくて、わざと中断して
ちょっとずつ読んでみたりする。
一昨年アラスカのジュノーのユースでたまたま知り合い、一緒にメンデン
ホールの氷河湖でカヌーに乗り、蒼い蒼い氷の洞窟に潜った旅人は、
著者が大家さんの都合で新居が決まらぬまま引っ越したときの一時居候
先の方で、びっくり。その後、ウルフィーの子どものうちの一匹の飼主
になったと知り、驚いた。
人生は、不思議な出会いの偶然に満ちている。
実は一時、かなり本気でウルフィーの子どもの飼い主になろうかと
思い悩んでいたことがあった。結局なかなか決断できずにいるうち、
近くで飼ってくれる人が見つかったと聞き、残念かつほっとしたのだった。
でも、これは縁のものだから。
この格好は、リラックスしている?
旅先で出あった方とは、その時点ではウルフィー一家の一時居候先だったとだけ認識。その年の秋に二回目の子犬が二匹生まれたからと会いに行き、子犬にずーっとじゃれつかれてめろめろになり、いっそ飼ったらと言われてもんもんと(笑)
犬を飼える貸家など物色して、でも本当に飼えるかなと思案していたら数日後に、近くで飼い主が見つかったと・・・
そしたら一人はアラスカで出会った人だった!
本の表紙の写真は、なんだか少し憂い顔。実際のウルフィーは能天気な感じなんですけど(笑)